【鬼滅の刃考察】炎柱・煉獄杏寿郎の魅力に迫る

煉獄さんは鬼殺隊で炎柱を務める剣士で、少なくとも戦国時代から代々続いている煉獄家の長男です。炎の呼吸の使い手で、柱の中でも実力者として認められています。

赤と金のド派手でライオンみたいな髪型といい、どこに焦点が合っているかわからないあまりにもぱっちりした瞳といい、初登場時はどこか得体の知れない印象もありました。常に声がハキハキしていてクソでかく、炭治郎の処遇を決める際は一も二もなく「鬼もろとも斬首する!」と元気に言いきっています。

その後はお館様からの命を受けて、乗客の失踪が相次いでいる無限列車へと赴きます。そこで炭治郎とねずこ、善逸、伊之助のいわゆる「かまぼこ隊」と共同で任務に当たりました。

無限列車を根城にしていた下弦の壱の魘夢を炭治郎が倒しますが、煉獄さんはその後突如現れた上弦の参の猗窩座と戦闘になり、死亡します。

単行本で言うと8巻のことで、物語の序盤で退場となっています。出番は少ないながらも、ファンからの煉獄さんの人気は絶大です。一体、煉獄さんのどんなところがここまで読者を惹きつけたのでしょうか?

煉獄杏寿郎は鬼殺隊でも指折りの実力

煉獄さんの魅力その1は剣の腕前です。煉獄さんの訃報を知らされた時、蛇柱の伊黒は「俺は信じない」とつぶやき、音柱の宇随は「上弦の鬼には煉獄さえ負けるのか」と発言していました。こうした証言からも、煉獄さんの実力は鬼殺隊でも屈指のものだったことが伺えます。

また、最終的に命を落としたとは言え、鬼の体の一部と化した無限列車内にいる乗客数百人を誰も死なせず、列車が横転した時にも技を矢継ぎ早に出すことで衝撃を緩和、全ての乗客と隊士の命を守り切りました。煉獄さんと一緒の電車に乗っていれば、脱線事故があっても安心です。

その後上弦の参の猗窩座と戦って命を落としますが、この時まわりに戦えない一般人やまだ実力不足の炭治郎達がいたほか、乗客を守るために疲労していた可能性が高く、万全の状態ではなかったと思われます。

上弦の参よりも格下の上弦の陸の堕姫と戦った時でさえ、音柱の宇随とかまぼこ隊、宇随の嫁であるくノ一3人と総勢7人が全力でかかってギリギリ倒せたほどでした。万全でなく一人で上弦の参と戦うのは、元々勝ち目が無かったと言えます。そんな中でも煉獄さんは、一人も死者を出すことなく上弦の参を退けました。

煉獄杏寿郎は面倒見の良い人柄

何考えてるかわからない顔をしていますが、実は優しく面倒見のよい人柄です。かつては恋柱の甘露寺蜜璃を継子としており、炭治郎たちのことも「まとめて面倒を見てやる」と継子にスカウトしています。柱になったばかりの時透無一郎には、「柱として共に頑張ろう」と声をかけるなど、どんな人にも分け隔てなく接していたことがわかります。

また、面倒見がいい先輩キャラかと思いきや、焼きいもを食べる時に「わっしょい」を連呼したり、駅弁がうますぎて「うまい!」を連呼したり、お茶目な一面も。ちなみにうっかり失敗しちゃったときのボイスは「よもやよもや」です。スパダリとバブが共存して最強に見える。

常にくそでかボイスの煉獄さんですが、猗窩座に「弱い人間なんかやめて鬼になれ」と誘われた際には、「老いることも、死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死
ぬからこそ、堪らなく愛おしく、尊いのだ。俺はいかなる理由があろうとも鬼にならない。」と静かに答えます。

元気系サイコパスか?と思ってたところにこの知的で含みのある返しは、思わずグッと来てしまった人も多いのではないでしょうか。飯と訓練しか興味ないみたいな顔してるのに、人間に美しさを感じていると思うと、「お前が尊いよー!」と泣いて叫びたい気持ちでいっぱいです。柱は心も舌戦も強い。育ちもいい。

それから、この世を去る直前にねずこを鬼殺隊の隊員として認めることや、炭治郎たちを信じて後を託すと伝えます。

この時の言葉が、「胸を張って生きろ。己の弱さや不甲斐なさにどれだけ打ちのめされようと、心を燃やせ。歯を食いしばって前を向け。」というものです。

最後の最後まで後輩のために指針を示す美しい死にざまに、多くの読者が心を熱くし涙を流しました。

その後、炭治郎がこの言葉を思い出して集中力を高めたり、心を奮い立たせたりするシーンがたびたび描かれており、与えた影響の大きさが伺えます。炭治郎があそこまで強くなれたのは煉獄さんのお陰かもしれません。炭治郎が煉獄さんの遺品の鍔を使っていることからも、いかに炭治郎が煉獄さんをリスペクトしているか伝わってきますね。

実は刀鍛冶の里では、煉獄さんの鍔で上弦の伍の玉壺の攻撃が防がれたお陰で、小鉄くんが軽症で済みました。死後も存在感がデカイ。

ということで、鬼殺隊炎柱、煉獄杏寿郎さんの魅力を解説しました。心も体も強くぐうの音も出ないほど聖人ということがわかりました。皆さんも心が折れそうな時、しんどい時は煉獄さんの言葉を思い出して心を燃やしていこうな。

コメントを残す