【ナルト】最強体術である八門遁甲について解説

今回はあのうちはマダラも認めた最強体術、八門遁甲について詳しく解説していきたいと思います。※自称最強のヒアシ様はお帰り下さい。

八門遁甲とは?

八門遁甲とは木ノ葉流体術の奥義で、チャクラによって体のリミッターを外すことで限界を超えた力を引き出す術です。

カカシ先生の説明によれば、人体にはチャクラの流れる「経絡系」という神経のようなものが存在していて、中でもチャクラ穴の集中する8か所の部位は「八門」と呼ばれています。頭から近い順に、開門・休門・生門・傷門・杜門・景門・驚門。そして心臓にある死門の8つです。

八門遁甲は、この8つの門をチャクラによって力ずくでこじ開け、自分の限界以上の力を引き出すことができます。多くの門を開けるほどより強力な力を得ることができますが、体のリミッターを無理やり外すために、体にかかる負荷も大きいです。筋肉が断裂したり、しばらくまともに動けなくなるというデメリットがあります。

8つめの門である「死門」までのすべての門を開いた状態を「八門遁甲の陣」と呼び、使った者は一時的に五影さえ上回る力を手にすると言われています。ただし、代償として使った者は必ず死に至ります。そのため、中忍選抜試験でガイがリーに八門遁甲を教えていると知った時、カカシは「見損なった」とガイを非難していました。それほど危険な術ということですね。歴代の使い手はどうやって死なずに八門を開く修行をしたのか気になるところです。

ちなみに八門遁甲の語源は、古代中国で行われていた方角の良し悪しを見定める占いの名前と思われます。気になる人は「奇門遁甲」でググってみてください。

八門遁甲の使い手は?

力と引き換えに命を失うハードな術、八門遁甲を使っていた忍と主な技をご紹介していきます。

八門遁甲の使い手:ロック・リー

八門遁甲を作中で初めて使ったのがロック・リー。忍術も幻術も使うことができず、体術のみを極めて立派な忍者になった努力の天才です。ナルトと同じタイミングで中忍選抜試験に挑み、VS我愛羅という屈指の名勝負を生みました。

第一部では第五・杜門までしか開けませんでしたが、第二部では第六・景門まで開けるようになっています。主な使用術は、第一門を開いて繰り出す表蓮華、第三門以上を開く裏蓮華です。

表蓮華は敵を空中で捕らえて回転しながら地面に叩きつける派手な技ですが、実は作中で一度も成功したことがありません。音隠れのドス・キヌタに使用した際は、ザクによって地面を柔らかくされ不発、我愛羅戦では一瞬の隙をついて本体と砂を入れ替えられて不発となっています。青春フルパワー忍伝で本人が「撃破率0%」と名言している悲しき技。

そして裏蓮華は超高速による連続技で、フィニッシュは体重を乗せた拳と脚で相手を地面に叩きつけます。こちらの場合は我愛羅にクリーンヒットさせることができましたが、分厚い砂の鎧に阻まれ致命傷を与えるには至りませんでした。

第一部のリーは第四・傷門を開いた時、すでに筋肉が断裂するほどの反動を受け、第五・杜門を開いた時はフラフラで我愛羅の砂漠柩を避け損ない、手足を潰されてしまいます。

ガイ先生に比べるとめちゃくちゃペナルティが重いように見えますが、リーの体が体が未熟だったのが原因かもしれないですね。

八門遁甲の使い手:マイト・ダイ

マイト・ダイはガイの父です。才能に恵まれず生涯下忍でしたが、20年以上かけて八門遁甲を会得した努力の漢。

ガイ・ゲンマ・エビスを救うため単独で忍刀七人衆を相手に戦い、このうち4人を葬りました。この時ダイは死門までを開き、ガイたちを救う代わりに命を落としました。

忍刀七人衆と言えば、干柿鬼鮫や桃地再不斬など歴代のメンバーを見てもかなりの強敵であることは明らかです。それを一度に7人相手にして半分以上を倒したとあらば、五影をもしのぐ力というのも納得ですね。その生き様と強さは、後に最強の体術使いとなる息子、マイト・ガイにも確かに受け継がれました。

八門遁甲の使い手:マイト・ガイ

恐らく作中最強の八門遁甲の使い手です。実はリーと違い普通に忍術も使えますが、体術を愛するあまり体術ばかり使っています。

主な使用技は、第六・景門を開いて発動する朝孔雀、第七・驚門を開いて放つ昼虎、そして第八・死門を開いて繰り出す夕象、夜ガイがあります。門を開くごとに夜に近づく技名になっていますね。

ガイは干柿鬼鮫と戦った際、第七・驚門を開いていますが、戦闘のあとは全身の疲労と筋肉の断裂でダウンしてしまいました。リーは第五・杜門を開いた段階で似たような状態になっていたので、ガイ先生の方がかなり頑丈に見えます。これも長年の鍛錬によるものかもしれませんね。

驚門を開くと青い汗をかくようになり、それが蒸発して碧いオーラを纏って見えることから、ガイは「木ノ葉の気高き碧い猛獣」を自称していました。そして死門を開くと、全身から血の蒸気が立ち上り、赤い霧を纏うようになります。

この様子を見たマダラは「まるで秋に散り朽ちる枯れ葉色」と間髪入れずにディスってきますが、これに対してガイは「ただ朽ちるわけではない、それは新たな青葉の養分となるのだ」という完璧な回答。自分がここで散ることを受け入れつつも、それは若者を生かすためだから全然無駄ではないよ、という思わずリーも涙ぐむ名セリフでした。

ガイは八門遁甲の陣を使う時を、「自分の大切なものを死んでも守り抜く時」としていました。サスケとナルトが一時的に戦闘不能状態に陥った時、ガイが単身で六道パワーを得たマダラと戦わなければ全滅という状況に。そこでガイは死んでもリーやナルトという「青葉」を守り抜くことを決意し、第八・死門を開きました。

死門を開いたガイは、マダラから「体術においてお前以上の忍はおらん」とお褒めの言葉まで頂くほどの強さを見せます。「柱間しか勝たん」を公言するマダラから体術No.1の称号を授かっているので、ガイが忍界最強の体術使いと考えて良さそうです。六道仙人の力を得る前のマダラでさえ五影を圧倒していたにも関わらず、六道モードのマダラと単独でいい勝負ができてしまうガイは、一瞬とはいえ確実に五影を超えています。

この時、ガイがマダラに対して放った最後の技が夜ガイです。夜ガイがどんな技かというと要はめちゃくちゃすごい飛び蹴り。空間を歪め、放った側の足が砕けるほどのすごい飛び蹴りです。極めすぎて逆にシンプルになった結果かもしれません。

マダラに命中した夜ガイは体の中央からわずかに逸れていましたが、それでも左半身を消し飛ばす威力で、マダラも「死ぬところだったぞこやつめ」とご満悦。

夜ガイを放った後ガイは力尽きて倒れますが、マダラにトドメを刺される寸前にナルトが六道の力を得て復活。六道パワーでガイの死門を閉じ、灰のように足先が崩れてどう見てもダメそうだったガイはなんとか命を取り留めました。

さすがに夜ガイによって崩壊した右足は治らなかったようで、第四次忍界大戦後は車いすに乗って生活するようになります。とは言えテンションの高さと熱血路線は相変わらずで、アニメ版BORUTOでは元気に片足立ちで手合わせに臨んでいました。

八門遁甲の使い手は三人しかいない

八門遁甲は体のリミットを外して限界を超えた力を引き出す代償に命を削る、強力ながら重いペナルティのある術でした。

ただ、八門遁甲は忍術や幻術をマスターできない、ガイやリーのような忍が五影並みの力を身につける唯一の希望と言えるかもしれません。忍は血筋ゲーなので、血継限界や膨大なチャクラ、センスのない人には非常に厳しい業界です。

しかし八門遁甲は習得にそのような条件を必要としません。血のにじむような努力は必要ですが、どんな人でも習得のチャンスがある平等な術でもあります。

つまり我々のような普通の人間でも、もしかしたら会得できるかもしれません。まずは第一・開門を開くため、逆立ちして木ノ葉隠れの里500周からスタートしてみてはいかがでしょうか。

八門遁甲についてのコメントお待ちしております!