ナルト界の聖人たちを紹介します

幼少期のナルトを狐のガキやらあんなのが忍になったら大変やら散々蔑んでいた木ノ葉の人間たち。

この環境がずっと続けば流石のナルトも間違いなく闇堕ちしてたことでしょう。

さらにペインから木ノ葉を救った際には急に手のひらを返し、英雄呼ばわりしたりサインを求めたりする始末。

人間の醜い部分を集約したような木ノ葉の人間たちですが、そんな環境下で育ったにも関わらず作中には信じられない程の心優しき聖人たちが登場します。

今回は木ノ葉の里でも特に聖人と評されるキャラクターを紹介していきます。

ナルトを救った男:うみのイルカ

ナルトの世界の聖人といえばこの人、うみのイルカです。

天涯孤独で、大人たちから冷たい目で見られていたナルトをアカデミー時代から目にかけていたナルトの父親のような存在。

当時いたずらでしか人の気を引けなかったナルトを幼くして両親を亡くした自分と重ねており、ナルトのことを叱りつつも優しく面倒を見てくれました。

実はイルカの両親は九尾に殺されており、仇でもある九尾を封印されたナルトを本来避けても全くおかしくないのにイルカは他の木ノ葉の人間とは異なり偏見なくナルトと接することが出来る人間です。

第一話ではミズキにそそのかされたナルトをミズキはもちろん、他の忍たちも殺そうとしている中ナルトの身を案じています。

ミズキの容赦ない精神攻撃に陰で大ダメージを受けるナルトをよそに、ナルトと化け狐は全く別のもので、今のナルトは俺の認めた木ノ葉隠れの里のうずまきナルトだと主張するイルカはマジでカッコいいですよね。

この通りナルトを最初に認めてくれた人間であり、その後も中忍試験の死の森のあとや、自来也の死でナルトが落ち込んでいるところ、第四次忍界大戦の参戦前になど重要な場面で登場しています。

忍界大戦後のナルトとヒナタの結婚式には、ナルトから父親役として出席してほしいとお願いされ、これを快諾したイルカ先生。式の最中では感極まって涙を流していました。

本当にイルカ先生がいてくれなければ、逆だったかもしれねェ・・・。

続編のBORUTOではアカデミーの校長先生を勤めています。優しいイルカ先生にはピッタリです。

先生の鑑:マイト・ガイ

ガイの強さは周知の事実ですが、ガイの人気の秘密は実力だけでなくその性格にあります。
アカデミー時代、忍術も幻術も使えないロック・リーは熱血落ちこぼれ君と呼ばれ、アカデミーのガキ共からいじめられていました。忍術も幻術も使えない・・・本来忍としては致命的な運命を背負ったリーにガイは目をつけます。

己に残された体術を周囲に馬鹿にされながらもひたむきに努力するリー。しかし天才と呼ばれるネジと同じガイ班に配属されたため力の差を日々感じており、努力は本当に報われるものなのかという壁にぶち当たってしまいました。

任務も失態続きで自責の念に駆られるリーに「自分を信じない奴なんかに努力する価値はない」とガイは言い放ちます。普段優しくお調子者のキャラのガイですがこの時は作中1ともいえるすごい剣幕でリーを叱っています。

その後にはたとえ忍術や幻術が使えなくても立派な忍者になれるということを証明したいというリーの忍道をガンバル価値のあるいい目標だと言い、俺が笑って見てられるぐらいの強い男になれと鼓舞しました。

実はこれガイの父親であるマイトダイも似たようなことを言っているのです。
「己の努力を謝るな。お前の努力に失礼だぞ」「短所がわかれば長所が光る」ガイの明るく前向きな性格はきっとダイの受け売りなんでしょうね。素晴らしい親子です。

また我愛羅との戦闘により忍としての体で生きていくことができなくなったリーは、失敗すれば死ぬ手術を前にすさまじい恐怖心に駆られてしますが、その時にもガイに助けられています。

リーに手術を受けろというガイ。もし1兆分の1でも手術が失敗するようなことがあったら俺が一緒に死んでやるとリーに言いました。

そしてリーに会った時から自分の忍道はリーを立派な忍者に育てることだったとも。

本当に人間出来すぎてますよね。作中トップとも呼ばれるガイとリーの師弟関係は血よりも濃い絆で結ばれていることでしょう。

真のヒロイン:日向ヒナタ

初登場時は地味でウジウジした印象のヒナタですが、最後にはナルトのお嫁さんになることが出来ました。

ヒナタは幼少期に、ヒナタをいじめているガキをナルトが駆逐したことによりナルトに憧れと恋心を抱き始めます。

なかなか言葉には出来ませんが、ナルトを想う一途な心は作中屈指で、ヒナタのこの想いだけは全くブレる描写はありません。

中忍試験では傷を負ったナルトに塗り薬をプレゼントしたり、忍界大戦中にはネジの死により戦意喪失しかけるナルトを鼓舞したりと、優しさの中にもしっかりと強い意志をもった人物です。

ヒナタといえばなんと言ってもペイン戦ですよね。ペインに捉えられそうになるナルトの元に駆け付けたヒナタ。仙術を身に着けたナルトでさえ押されているペインにヒナタが敵うわけがありません。

ナルトはヒナタを止めますが、これは自分の独りよがりだといい「私はナルト君が大好きだから」という告白と共にペインに立ち向かいます。

当然ヒナタはペインに敗北してしまいますが、誰も手を出すなと言われている中ヒナタはナルトを守りたいという感情を抑えきれず、ただ1人戦場に駆けつけています。

好きだからこそサスケを自分が殺すと覚悟して、キバ、リー、サイを裏切ってまでサスケに引導を渡しに行くも、何も出来なかったサクラとは覚悟の重さが違います。

まさに一途にナルトを想い続けた真のヒロインです。

作中1愛情に溢れた男:うちはイタチ

イタチと言えば天才多きナルトの世界でも群を抜いた天才です。しかし幼少期からあまりに多くの人の死を目の当たりにしていたイタチは、その才能をよそに争いの好まない男に育ちました。

下忍から中忍へ、中忍から暗部へと里の者からも一目を置かれ、とんとん拍子で進んでいるように見えたイタチの人生ですが、うちはが木ノ葉にクーデターを目論んでいることにより、その犠牲へとなりました。

二重スパイとして活動していたイタチにやがて、一族か里どちらかを選択しなければいけない時が迫ります。

一族を選べば木ノ葉とうちはは内戦状態になり、さらに内戦を嗅ぎつけた他里が侵略してくるのは火を見るよりも明らかです。

そして幼いころから戦争を体験し争いを好まない男は里のため、忍の世のために、ただ1人弟の命だけを約束させ大好きな一族を切り捨てる道を選択しました。

これには当然両親や恋人、小さい時から面倒を見てくれた親戚なども含まれています。この時イタチの推定年齢は13歳。愛情に溢れ忍の才に恵まれたうちはイタチは、木ノ葉のために汚名と憎しみを背負うことになったのです。

イタチの死亡後、うちは一族抹殺事件の真実を知らずにヘラヘラとイタチを揶揄する連中の会話を聞き「こんなやつらのために兄さんは・・・」とサスケが憎むのも仕方ないことですよね。

生前最期まで自らの口から真実を語らなかったイタチは、自己犠牲精神の塊であり愛を貫き通した聖人でした。

下手したら一番良い人:一楽のおっちゃんことテウチ
一楽といえばナルトが大好きなラーメン屋さんですよね。そこの店主であるテウチはナルトを幼少期から知るものです。

テウチは当時ナルトを迫害していた他の大人たちとは異なり、ナルトにきさくに接しラーメンを振る舞うことはもちろん、任務達成祝いにはラーメンを奢ってあげるようなめちゃめちゃ良い人です。

その他にもペイン襲撃後目を覚まさなかった綱手がようやく目を覚ました時には、たまたま一楽にきていたナルトに「綱手様良かったじゃねーか!よし!今日はめでてーからラーメンはおごりにしといてやる!」と懐の広さを披露。

さらに忍者を題材にした漫画のラーメン屋さんという立ち位置にも関わらず、このとき綱手が目を覚ましたとナルトに報告にきていたサクラにも「サクラの分も作ってやっから座りな!」と木ノ葉の人間とは思えないほどの器のデカさを見せつけました。

ナルトを化け物扱いする有象無象の大人とは異なり、ナルトを1人の人間として温かく見守るテウチはまさに聖人の化身。

当然ナルトもそんなテウチを慕っており、ヒナタとの結婚式にも招待しています。

聖人キャラまとめ

いかがでしたでしょうか?見る方がスカっとするぐらいの圧巻的な手のひら返しムーブを見せつけた木ノ葉隠れの里ですが、そんな里の中でもしっかりと心優しい忍は育っています。

ナルトたちが大人になった今、木ノ葉の忍たちが心変わりしていることを祈るばかりです。

みなさんの好きな聖人キャラは誰ですか?コメントお待ちしております。