【ナルト考察】白の人生が辛すぎる件について

今回はナルトに登場する作中屈指の美形キャラ「白」について解説していきます。

初登場時、ナルトにサクラより可愛いと思わせるぐらいの美貌を持ち合わせていますが、残念ながら男です。このシーンで若くして性癖をこじらせた方も多いのではないでしょうか。

血継限界である氷遁を操り、その実力も折り紙付きの人気キャラクターです。

一方そんな白の人生が「あまりにも辛すぎる」という声も上がっています。本当に白はそんなに辛い人生を歩んでいるのかを早速みていきましょう。

白の幼少期

白はその昔「雪一族」としてこの世に生まれました。
当時雪一族の周りでは血継限界を持つ忍は迫害されるほど忌み嫌われていましたが、雪一族も血継限界の家系だったのです。

自分が血継限界を持つ人間だということを隠し、結婚した白の母親は白が幼い頃にその事実を白の父親に知られてしまい、殺されてしまいます。

当然血継限界を受け継いだ白も実の父親に殺されかけますが、既にその実力の片鱗を見せていた白に返り討ちにされてしまいます。

父の仕打ちと自分の犯した罪に苛まれ白は「自分は誰からも必要とされていない」と絶望しますが、再不斬との出会いをきっかけに己の生きる道を見出していきます。
それは自分を雪一族だと知ってて必要としてくれた再不斬への恩返しで、その人を守るため、その人の夢を叶えるためであれば自分は死んでも良いという自己犠牲の精神でした。

白の死に様

白はNARUTOの物語の最初の大型任務、波の国編で登場します。
ここで死闘を繰り広げる第7班と再不斬と白ですが、白の最期のシーンはとても衝撃的なものだったのです。

ここではカカシと再不斬が戦闘を繰り広げていましたが、カカシに紙一重で追い詰められる再不斬。カカシの忍犬たちが再不斬の動きを封じ雷切が再不斬に当たる寸前になんと白が飛び込んできて死亡します。

この時の白の年齢は15歳です。誰からも必要とされない15歳の少年が、唯一自分を必要としてくれる抜け忍を庇い死んでいく世の中の善と悪について考えさせられた名シーンでした。

再不斬と白

再不斬を慕っていた白でしたが、一方再不斬は白のことを「役に立つ道具」としか見ていないと言っています。事実雷切で死んだ白ごとカカシに斬りかかりますが「お前は気付いていない」というカカシのセリフと共に白ごと攻撃を避けられ逆に瀕死の状態にさせられます。

この白の扱いに主人公のナルトは激怒し再不斬に突っかかりますが、実は白の死に一番動揺していたのは再不斬自身でした。そしてその後現れたガトーに白の死を愚弄されたことでガトーに突っ込んでいき首をはねますが、ガトーの部下に刺され再不斬自身も力尽きます。

最期に白のもとに連れてってほしいとカカシにお願いした再不斬は、雪の降る小さな国で白の横で帰らぬ人となりました。

カカシが再不斬に放った「お前は気付いていない」のセリフは再不斬自身白のことをなんとも思っていないと言っていましたが、実際は白を斬ることに躊躇していて、言っている程非情になりきれていない再不斬を指摘した言葉だったのです。

ナルトと白

ナルトと白が最初に出会った際、白はナルトに大切な人がいますか?と聞いています。そしてその大切な何かを守りたいと思った時、人は強くなれるものですと教えも説きました。

中忍試験でのVS我愛羅でナルトの心理描写でこのシーンを振り返るところがありました。その後にナルトは大暴れ。サスケとサクラを守りたいという一心で大きな成長を見せ付けます。

さらに言うと読者の方はご存知、ナルトには1部からずっと貫いている忍道があります。この忍道は波の国編が終わった後にナルトが見つけたものであり、それぐらい白と再不斬との出会いはナルトにとって大きなものとなったのです。

忍界対戦中に再度再不斬と白と戦ったカカシは「お前たちがナルトの最初の敵で良かった」と心から感謝しています。部下であるナルトの成長にこの2人が大きく関わっていたのもカカシは知っていたのですね。

白がナルトのその後に大きな影響を与えた

白はサスケとナルトと闘う時も常に2人のことを考え、非情になれずに戦っていました。ナルトの物語の中では忍に向いていないと言われますが、15歳の少年が己の優しさを殺し、敵と闘うシーンは言葉には変え難い複雑な気持ちを読者に与えました。

心優しき少年白がナルトと違うところで出会う世界線も本当に見てみたいものです。

あなたは白に何を思いますか?コメントお待ちしております。